はじめに

みなさんこんにちは!ECタイムズのみなつです。

私たちの元には日々様々なEC事業者の皆様からご相談がきます。その中でもやはり、「Amazon・楽天での販売を成功させたい!」というお声は多くあります。

言わずと知れた二大モール。同じECモールプラットフォームかと思いきや、実はかなり特徴は異なり、販促の方法を全く同じように考えてしまうとリスクがあります。

そこで今回は、Amazon・楽天のそれぞれで売上を上げるにはどうすれば良いのか解説していきます!
EC事業に関わっているのであれば無視することができないこの二大ECモールの特徴を押さえて、明日からのEC運営に生かしていきましょう!

「マーケットプレイス型」VS「テナント型」

Amazon・楽天の大きな特徴の違いは、「マーケットプレイス型」か「テナント型」かというところにあります。
この特徴を抑えることが、売上UPの方法を考える上で非常に重要になるので、まずはこの特徴から押さえていきましょう!

【マーケットプレイス型】Amazonは商品力で勝負!

Amazonはマーケットプレイス型の代表格です。

「マーケットプレイス型?なんやねん!」

そんな声が聞こえてきましたので、解説します!
マーケットプレイス型とは、既定の商品ページが存在し、そこに商品ごとに「出品登録」をすることで販売ができるECモールの形のことを指します。

商品単体での詳細ページが存在する

商品ページがすでに存在しているので、LP制作などの高度なスキルが必要ないという大きな特徴があります。
また、言わずと知れたグローバル企業であるAmazonのブランド力を借りて集客できるというのもメリットです。
通常自社でECサイトを立ち上げたのであれば、SEO対策などをしてユーザーにそもそも商品ページを見つけてもらう施策が必要になります。しかしAmazonであれば、Googleの検索でもAmazonの商品ページがトップに出てくることが多いため、ユーザー認知の獲得においてコストを抑えることができると考えられるでしょう。

一方、Amazonのデメリットとして、商品単体の登録であるためショップごとの特徴が見えにくいというものがあります。
この点について、楽天の「テナント型」と合わせて詳しく解説します!

【テナント型】楽天はショップ力で勝負!

Amazonがマーケットプレイス型である一方、楽天はテナント型の代表格と言えます。

言葉を聞いただけではピンとこないかもしれませんが、実際の画面を見ればその違いは一目瞭然です。
このように、先ほどのAmazonでは商品ごとのページであったのに対し、楽天は基本ショップごとのページが存在します。

ショップごとに商品ページを作り込むことができる
出典:https://item.rakuten.co.jp/akiya/tan-3216-seto/?iasid=07rpp_10095___en-l92fov7v-89-a87732cd-5353-46d0-8b5b-c54709398098

そのため、ショップごとの特徴を活かしたページを作成することで、ショップ自体の独自性をアピールすることができます。
ショップ自体のファンを獲得することは、他商品を売り出したい際や自社のECサイトとの相乗効果を生みたい際にも有利に働かせることができるでしょう。
また、楽天は楽天市場以外にも多くの楽天系サービスを持っています。楽天モバイル、楽天証券など、系列サービスを含めたユーザーのID保有数は1億を超すと言われ、これほどのユーザーに認知されているモールとなれば集客力の点でも心強いこと間違いなしです。

もちろん楽天にもデメリットはあります。
先ほどのAmazonとは違い、楽天ではショップごとのページをかなり作り込む必要があります。そのため、出店に際しLP制作などのスキルが必要となり、Amazonよりやや販売のハードルが高いとも考えられるでしょう。

売上を上げるコツはズバリこれ!

Amazon・楽天それぞれのモールの特徴が、ECモールの形にあるということが分かりました。
では、Amazon・楽天で売上を上げるにはどのようにすれば良いのでしょうか?
ここでは、売上を上げる上で重要なポイントを解説します!

Amazonで売上を上げたいなら

カートボックスを確保せよ!

ショップページが存在しないAmazonでは、1つの商品につき1ページのみしか表示できないルールになっています。
つまり、事業者Aと事業者Bが同じブランドの充電器を出品したとしても、ユーザーがその充電器を購入しようとした際にカートまで表示されるのはAかBのどちらか一つだけということです。
相乗り出品が多い場合は、出品者にランクをつけて、カートボックスを獲得する出品者を決めます。
その獲得の基準は、以下のように判断されます。

①大口出品で販売していること
② 最安値で販売していること
③ 出品の実績・評価
④ 配送プラン(FBA>自社出荷)
⑤在庫数

カートボックスの獲得ができなかった出品者は、ユーザーに出品者一覧から探されない限り購入に至りません。Amazonではユーザーは商品起点で購入をするため、わざわざ出品一覧から商品を探すユーザーはかなり少ないと言えます。
そのためAmazonで売上を上げるには、カートボックスの獲得がかなり重要になります。

カートボックスは1商品に1つ

検索で上位表示せよ!

Amazonにはショップごとのページはありません。そのためユーザーは、ショップごとのブランディングなどに影響されることなく、商品だけを見て購入するケースがほとんどです。ユーザーによる比較検討もほぼ無いと言われています。
よって、Amazonで売上を上げるには、ユーザーがAmazon内で商品を検索した際にトップに出てくるような施策をうつことが重要とされています。

具体的には、Amazon内SEOの対策をしっかりとすることです。
AmazonにおいてSEO対策できる箇所は主に次の5つとなっています。

①商品タイトル
②商品仕様
③商品説明
④商品紹介コンテンツ
⑤検索キーワード

特に大切なのは「商品タイトル」です。ユーザーが商品を検索した際に1番最初に目にするのはここになります。検索にヒットさせたいキーワードをできるだけ左側に配置することを心がけましょう。

楽天で売上を上げたいなら

商品ページを作り込め!

楽天はAmazonと違い、ショップごとにページを作ることができます。
商品についても、細かい特徴をページ上で伝え、他の商品と差別化することが重要なポイントになります。
Amazonと違い、楽天ではユーザーも商品の詳細ページをじっくりとみた上で購入を検討することが多いと言われているので、商品ページの完成度がユーザーの購入率に影響を及ぼします。
そのため、通常LP制作を行う時と同様に、ユーザーの導線や商品の訴求ポイントを考慮した売れるページを制作することが必要になります。
ショップ・商品の魅力が充分伝わるよう、充分設計して出店に臨みましょう!

楽天イベントを活用せよ!

楽天には、年間を通してたくさんの販促イベントが用意されています。このイベントをしっかりと活用することが、楽天で売上をあげる上で重要になります。
エントリーで全ショップのポイントが3倍になる「毎月1日のワンダフルデー」や、10ショップ買い回ることでポイントがUPする「お買い物マラソン」、楽天カードの利用でお得になる、「毎月5と0の着く日は楽天カードの日」など、ユーザーにとってもお得なイベントばかりなので、このイベントの時にはユーザーの購入率がグンと上がる傾向があります。
このイベントの時期に合わせ、新商品を設計したり、セールを行ったりと、ショップ側でも準備を行う必要があります。
逆に言えば、このイベントさえ抑えれば楽天での売上をUPさせられる確率がグンと上がるのです。

コツが分かってもすぐには売上は上がらない

ここまで、Amazon・楽天の売上UPの方法についてポイントを解説してきました。
では、コツさえ分かれば誰でもすぐにAmazon・楽天の売上は上げることができるのでしょうか?
答えは、「否」です。

紹介したコツはほんの一部、また他にも色々な商品の知識やプラットホームの知識が必要になります。
また、複数のモールへの出品や自社サイトとの親和性を考えた運営を行うには、もっと深い知識と経験が必要になり、それは付け焼き刃で学べるものではありません。
EC運営のチームの中に、モールハックの知見を有するプロがいることは、事業の明暗を分ける重要なポイントになります。

では、中途採用でEC経験者を採用し、チームに迎え入れれば良いのでしょうか?
しかし、現在転職市場にはEC経験者がわずかしか存在していません。

そのため、まずは業務委託や副業人材でEC人材をチームに迎え入れ、社内のメンバーを育成しつつEC運営を行うことが、最も売上UPの近道ということができるでしょう。

ECのプロでは、それぞれの事業に合わせたプロを最短3日で紹介可能です。
もし今すぐECの売上UPをしたい!という方がいらっしゃったら、ぜひこちらよりお問い合わせください!