国内販売なら楽天市場!ECサイトの作り方を徹底解説

2023-05-19

はじめに

みなさん、こんにちは。ECタイムズのみなつです!

皆さんは普段、「楽天市場」でお買い物をしていますか?言わずと知れたオンラインショッピングの専門サイト、楽天。たくさんの商品が揃い、自宅まで配送されるので便利ですよね!

普段お買い物で楽天市場を使われている方でも、意外と「出品者側」目線での楽天市場についてはご存知ないのではないでしょうか?

Amazonと何が違うんだっけ?どんな商品が売れるんだっけ?利益は変わるんだっけ?そんな疑問をもったことはありませんか?

ECに携わるのであれば、知らないとは言えない!でも今更聞けない!

今回は、そんな今更人には聞けない「楽天市場」の基本情報についてまとめてみました。

楽天市場に出品するか迷っている人、モール戦略を考えたい人、是非最後までお読みください!

開店前に知りたい!楽天市場の基本情報

まずは楽天市場の特徴について一緒に見ていきましょう!

国内随一の高い集客力

楽天市場は、日本発の出店型ECモールです。世界的な知名度はあまり高くないものの、日本では球団を持っていることもあり、認知度は相当の高さです。

「ネットで買い物するなら楽天市場」という方、読者のみなさまの中にも多いんじゃないでしょうか?

それもそのはず。楽天会員ID数はなんと1億2,700万!そして2021年の年間国内EC流通総額は、驚きの5兆円!楽天はインターネット通販市場において、高いシェアを獲得しています。

複雑な手数料事情

そんな国内随一の高い集客力、認知度を誇る楽天市場ですが、出店者側としては注意しなくてはいけないことがあります。

それは「手数料の仕組み」です。

たくさんお客さんが来るんだね!やったー!ではなく、楽天市場という場所を借りてビジネスをするからには、利益がどれくらい手元に残るかを考えるのは大切なことです。

楽天市場では3つのプランに応じた月額固定の出店料の他、売上高に応じたいくつかの利用料が発生します。

  • 出店料

選べる3つの出店プランに応じた月額固定費です。こちらのプランについては後ほどご説明しますね!

  • システム利用料 / RMS全商品モバイル対応サービス システム利用料

パソコン経由月間売上高・モバイル経由月間売上高に対して、それぞれ発生する費用です。

  • システムサービス利用料

楽天ポイントやアフィリエイトなどの各システムの利用に対して発生する費用です。

  • R-Messe利用料

R-Messe(旧R-Chat)とは、楽天市場が出店者に提供している顧客とのコミュニケーションツールで、お問い合わせ機能の役割を果たします。

  • 楽天ペイ(楽天市場決済)利用料

楽天が決済処理業務を代行する際に発生する手数料です。

  • オプションサービス利用料

その他にもR-SNS、R-Mail、海外販売サービスなど店舗運営をさらに効率化するさまざまなオプションサービスがあり、それぞれに利用料が発生します。

3ステップで簡単!楽天市場への出店方法

それではお待ちかね!実際に楽天市場に出店する際の手順について、3つのステップでご紹介していきますよ!

STEP1 プランの選択

まずは3つのプランの中から、ご自身のショップに合ったプランを選びましょう!

  • がんばれ!プラン

ECショップ運営のご経験が少ない事業者様におすすめの、スタートしやすいプラン!

月額の出店料は19,500円と、1年契約のプランの中では最安値。

登録できる商品数は5,000商品まで、画像の容量は最大500MB。システム利用料は月間売上高の3.5~7.0%です。

  • スタンダードプラン

目標とする月商が約140万円以上の事業者様におすすめされているプランです。

月額の出店利用は50,000円ですが、システム利用料が月間売上高の2.0~4.5%とランニングコストが割安となっています!

商品は20,000アイテムまで登録が可能、画像容量も最大5GBまで登録できます。

  • メガショッププラン

商品数がたくさんあり、画像容量も多く必要な事業者様におすすめなのはこちら!容量を気にせず店舗運営できるプランです。

月額出店料は10万円と1年契約プランの中で最も高額ですが、登録可能商品数と画像容量が無制限となっています!

システム利用料もスタンダードプランと同率です。

楽天市場の出店案内ページには、月額費用のシミュレーターが用意されています。

楽天市場のショップにおける「目標月商」と「予想客単価」を選択すると、出店プラン別に月額費用を試算してもらえますよ!

STEP2 店舗情報の登録

楽天のサイトで「出店申込ボタン」から手続きをスタートしましょう!

会社情報や運営の責任者情報を入力し、RMSアカウントを開設します。このRMSとはRakuten Merchant Serverの略で、楽天市場の店舗運営システムのことです。

STEP3 店舗ページの作成

店舗運営システムRMSを利用して、楽天市場に店舗を作り、決済・配送の準備を整えます。オープン審査を通過すると、晴れてショップ開店となります!

楽天市場でECサイトを運営する際のポイント

出店できたらいよいよ、楽天での店舗運営が始まります!

しかし当然、ただお店を開いただけでは誰も来てくれません……せっかくお店をOPENさせたのに悲しいよう……。

というわけで、ここではお店を開いた後の運営のポイントをお伝えします!

販促企画に参加する

楽天が定期的に行う販促企画は、店舗の売上を伸ばせるチャンスと考えてください!

例えば、ポイントが多くもらえる「ポイント5倍」、毎月2回あるお買い物マラソン、年4回あるスーパーセールなど!

店舗側もキャンペーンに合わせてセール等を行うことで、集客や売上アップにつなげることができます。

楽天ランキングに掲載されよう

楽天ランキングで上位になると注目度が上がり、売上も伸びやすいです!

楽天ランキングには各商材ごとのランキングがあり、種類も以下のように複数あります。

・リアルタイムランキング

・デイリーランキング

・週間ランキング

・月間ランキング

このランキングの順位は売上金額や販売件数などで決定されるようです。

楽天内の広告やセールなどの施策を積極的に行い、ランキング上位を目指しましょう!

楽天の出店審査は意外と厳しい

さあ、ここまで楽天での出店から販促までのポイントについて解説してきました。皆さん、「私も楽天に出店したい!」となられたのではないでしょうか!?

しかしここで、そんな皆様に注意点があります。それは、楽天の出店審査は意外と厳しいということ。

楽天市場では品質の維持や健全な取引の為に、Amazonなどと比較すると厳しい審査が行われます。

法的な許可や著作権の保護が必要な商材等は楽天による事前審査があります。

また、違法性の高いものや宗教色の強い商材などは販売を禁止されています。

詳しくは、楽天の公式サイトをご覧ください。

審査が厳しいからこそユーザーからの信頼もあり、出店する際もユーザーに安心して購入してもらえるというメリットもあるかもしれませんね!

おわりに

今回は楽天市場にECショップを出店する際の手順とポイントについて取り上げました!

何といっても高い集客力は他のモールを凌ぐ魅力がありますよね!

どんなに良いお店でも、人通りの無いところにあってはお客様に見つけてもらうことが難しいですからね・・・

人通りの多い場所にお店を開くことが、集客の成功への近道ではないでしょうか!

それに、楽天市場はマニュアルがしっかりしていて、サポートも手厚いなんて話も聞きましたよ!

ECショップ初心者向けのプランも用意してありますし、これからEC事業をスタートする方にも心強いんじゃないでしょうか!

とはいえ、複雑な料金システムや審査基準を全て把握して自分で準備を進めるのはやっぱり少し不安・・・

そんなあなたのために、弊社が運営するECのプロでは、同じ商材や業界で実績を持ったECのプロから、必要な時に必要な分だけ、成功方法やノウハウを共有してもらえます!

もちろん、楽天市場での実績を持ったプロのご紹介も可能ですよ!

まずは1分で無料相談してみませんか?お気軽にお問い合わせください!

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