ディスプレイ広告とは?基本知識と成果を出すための重要ポイントを解説!

2023-05-19

はじめに

みなさんこんにちは!ECタイムズのみなつです。

いきなりですが、今回はみなさんへのクイズから入ります(笑)!

私たちが、普段インターネットを使う中で必ず目に映るものといえば、それは一体何でしょうか??

・・・意識的にせよ無意識にせよ、必ず私たちが見ているもの。

そう、ずばり「広告」ですね!

今回は、そんな巷に溢れるインターネット広告の中から「ディスプレイ広告」という種類の広告について、基本項目とポイントとなる点を解説してみました!

聞いたことがある方も、「ディスプレイ広告って何なん?」とさっぱりわからない方も、この記事を読んでディスプレイ広告に詳しくなって、是非みなさんの広告運用に活用してみてください!!

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ディスプレイ広告の基本

そもそもディスプレイ広告とは何なのか?

ディスプレイ広告とは、webサイトやアプリの広告枠に表示される、画像や動画などを用いたコンテンツ形式の広告のことを指します。

バナーで表示されることも多いことから、バナー広告とも呼ばれます。

リスティング広告との3つの違い

ディスプレイ広告との比較でよく持ち出される広告に、リスティング広告があります。それぞれの違いを見ていきましょう。


表示場所

リスティング広告は、検索されたキーワードに連動して、検索結果画面に表示される広告です。Googleなどで検索をかけた時に、結果の最上部に表示されている広告ですね。

一方のディスプレイ広告は、閲覧した様々なwebサイトやアプリの広告枠に表示される広告です。

配信面の大きさで言うと、ディスプレイ広告の方が広くなります。

形式の違い

リスティング広告はテキスト形式での配信になります。なので、限られた文字の範囲内でいかに内容を伝えるかが鍵になります。

ディスプレイ広告の場合は、画像や動画などの形式が選べるので、より視覚効果の高い訴求が可能です。

ターゲット層の違い

リスティング広告は検索するキーワードに連動して表示されるので、ニーズが明確なユーザーに絞った訴求に特に効果的です。

反対にディスプレイ広告は、リスティング広告のようなポイントを絞った訴求はできないものの、様々なwebサイトに掲載することができる分、ターゲットの幅はより広くなります。

関心度の比較的低いユーザーに「浅く広く」訴求するのがディスプレイ広告、より積極的なユーザーに「狭く深く」訴求するのがリスティング広告とイメージすると良いでしょう!

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ディスプレイ広告の2つの種類

ディスプレイ広告にはまとめて配信するための仕組みが提供されており、その提供元によって大きく2種類に大別されています。

1つ目は、Googleが提供するGDN(Googleディスプレイネットワーク)というサービスです。Googleが提携している200万以上のWebサイトで構成されており、非常に多くのインターネットユーザーにリーチすることができます。

GmailやYoutubeなどのGoogleが提供するサービスにも配信可能です。

2つ目が、Yahoo!が提供するYDA(Yahooディスプレイアドネットワーク)というサービスです。こちらはYahoo!JapanやYahoo!天気など、Yahoo!が運営するサービスで広告を出稿することができます。

朝日新聞やクックパッドなど、こちらも利用者の多い提携先がある点が魅力です。

これらのネットワークスでは、ユーザーの検索結果興味関心などのデータに合わせたり掲載位置を設定したりすることで、訴求するターゲットをより絞ることも可能です!

2つの課金方式

ディスプレイ広告には、大きく分けて以下の2つの課金方式があります。

クリック課金型

ユーザーが広告をクリックすると費用が発生する仕組みです。広告が表示されただけでは費用は発生しません。

クリックするのは広告に興味を持ったユーザーのみになるので、広告費の無駄が少ない方式と言えますね。

単価はオークションや競合の出稿状況などによって変化しますが、おおよそ50〜100円ほどが相場と言われています。

インプレッション型

インプレッション型は、広告が1000回表示されるごとに費用が発生する仕組みです。

ユーザーのクリック数とは関係がないので、クリック率の高くない広告をインプレション型にすることで、コストを抑えることができるでしょう。

相場は数十円〜数百円と言われています。

メリットと注意しておく点

ディスプレイ広告の基本を理解したところで、ここからはディスプレイ広告を出稿するメリットと注意点を見ていきます!

4つのメリット

画像や動画などのビジュアルで訴求ができる

ディスプレイ広告は、文章だけでなく画像や動画を用いることができる点が大きな強みです。

様々なユーザーにアプローチできるのも、視覚情報が多く、訴求内容が文章よりもよりわかりやすいからなのですね!

潜在顧客にアプローチしやすい

ディスプレイ広告はWebサイトやアプリの広告枠に表示されるので、商品を知らないユーザーや、関心度が低いユーザーに効果的にアプローチすることができます。

企業やECサイトの認知度を向上させる場合にもうってつけというわけです!

リターゲティングできる

リターゲティングとは、サイトを訪れはしたものの、資料請求やお問い合わせなどの何らかのアクションに繋がらなかったユーザーに対して、再び広告で訴求する施策のことを言います。

ディスプレイ広告は、このリターゲティングによって継続的に広告を表示しておくことで、ユーザーが他のサイトや商品を比較している間も、自社製品への関心度をある程度保つことが可能です。

費用が安い

ディスプレイ広告は、リスティング広告のような即効性のある広告ではありません。しかしその分広告費は安く、長期間に渡って潜在層にアプローチできます。

2つの注意点

直接的な結果には繋がりにくい

ディスプレイ広告は、あくまで潜在顧客にサイトや商品を知ってもらい、関心を高めるためのアプローチをかけるものです。

なので、ターゲット層が広い分、ディスプレイ広告から直接問い合わせなどのアクションに繋げなければならない必要性はあまり高くありません。

分析や改善が難しい

ディスプレイ広告はリスティング広告とは違い、広告の中に画像や動画など様々な要素を含んでいます。

そのため、広告のどの部分が成果に影響しているのか測りにくい側面があります。効果を特定するまで少し時間がかかることを知っておきましょう。

ここでディスプレイ広告のメリットと注意点をまとめてみます。

メリット

 (1)画像や動画などのビジュアルで訴求ができる

 (2)潜在顧客にアプローチしやすい

 (3)リターゲティングできる

 (4)費用が安い

注意点

 (1)直接的な結果には繋がりにくい

 (2)分析や改善が難しい

どのような広告のタイプにも、それぞれメリットと苦手な部分があります。

インターネット広告を出稿する際には、訴求するターゲット層をよく見極めながら、リスティング広告とディスプレイ広告のバランスを考えておくと良いかもしれません!

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成果を出すための3つのポイント

ここまでディスプレイ広告に関して、そこそこ詳しくなれたのではないでしょうか?

最後に、ディスプレイ広告で成果を出すために押さえておきたい重要ポイントを紹介します!

配信する目的を明確に

広告を出稿する際には、その目的を明確にしましょう。

例えば、潜在顧客の認知度を上げるにはディスプレイ広告が最適ですし、画像や動画などのコンテンツ面を活かしてブランディングを図る場合にも使えます。

一方で、明確なニーズを持っている顕在顧客にアプローチするにはリスティング広告が最適です。

目的によっては、必ずしもディスプレイ広告が良いとは限りません。ムダな広告を減らすためにも、広告を出す目的を絞ることがとても大切です!

表示場所や配信日時を調整する

広告は、ユーザーにとって最適な条件で届けることが大事です。

そのためには、ユーザーがどのような場面や状況で広告を閲覧するのかを考えましょう。

例えば、

・指定したキーワードやカテゴリに関連したwebサイトやコンテンツに絞った配信を行う

・効率の良い時間帯や曜日に集中する

など、掲載する際の条件を絞ることで広告の費用対効果を高めることができます。

条件を決めていれば、配信データから広告の良し悪しを計測しやすくもなりますね!

コンテンツの中身を工夫する

ディスプレイ広告は画像や動画が1番の強みです。

だからこそ、できるだけインパクトがあり、内容が伝わりやすい広告を作成することが肝になります。

例えば、

・企業ブランドに合わせてフォントや色を統一する

・1つの広告に文字や情報を入れすぎない

などの方法が良いでしょう。

また、市場や競合の状況によっても広告の効果は変わるので、定期的に訴求効果を調べながらコンテンツ内容の改善を繰り返すこともおすすめです!

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おわりに

いかがでしたでしょうか?

ここまでディスプレイ広告の基本知識とポイントを解説してみましたが、こうして知識が増えるだけでも、普段何気なく見ている広告を、いつもと違った目で見ることができるようになるかもしれません!

知識が身についたら、次は実践あるのみですね!

…とは言っても、具体的に何から始めればいいのかわからない方も多いはず。

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