Yahoo!ショッピングへ出店するには?出店する際の注意点も

2024-01-29

Yahoo!ショッピングのメリット・デメリット、出店の流れを解説

ネットショップを開業したいけれど、どのような手続きがあるのかわからない方や、運営できるのか不安を感じている方におすすめなのが、Yahoo!ショッピングです。Yahoo!ショッピングは知名度が高くサポートも手厚いため、運用しやすいショッピングサイトですが、一方で審査が多く手続きも煩雑であるなど、難しい部分もあるといわれています。

この記事では、Yahoo!ショッピングの特徴とともに、出店側にとってどのようなメリット・デメリットがあるのか、どのような点に注意するべきかなどを解説します。

Yahoo!ショッピングの特徴

Yahoo!ショッピングは、Yahoo! JAPANが運営しているECモールです。「Yahoo!ショップ」「ヤフスト」などと呼ばれることもあります。ニールセン デジタルコンテンツ視聴率(Nielsen Digital Content Ratings)が調査したオンラインモールに関するMonthly Totalレポートによると、Yahoo!ショッピングの視聴者数は2,288万人(2021年12月時点)。楽天やAmazonに続く国内3位の大手モールとなっています。

大きな特徴として注目したいのが、キャンペーンを多く開催していることです。たとえば、毎月「5のつく日」はPayPayカードやヤフーショッピング商品券Yahoo! JAPANカードでの決済を対象に4%のポイントアップ、毎月11日・22日の「ゾロ目の日」は、誰にでもクーポンを配布しています。また年末年始、ゴールデンウィークなどの連休に大型キャンペーンを実施するなど、お得な日を多く設けています。また、アプリでのクーポン配布や特定の日曜日、期間を限定したキャンペーンなども多数開催されており、ユーザーが集まりやすい仕組みを構築しています。そのため、出店者側の戦略によっては、開店後間もない場合でも収益を上げることが可能です。

Yahoo!ショッピングに出店するメリット・デメリット

Yahoo!ショッピングは出店者側にどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。一つずつ見ていきましょう。

メリット

Yahoo!ショッピングが初心者でも始めやすいといわれるのは、無料でショップを開設できるからです。

ユーザーに付与するポイント原資、広告費、決済手数料などは出店者の負担となりますが、初期費用や月額費用、売上ロイヤルティは基本的にかかりません。実店舗の出店や運営にかかる費用を考えれば低コストで運用できます。また、出店者に対するサポートが充実しているのも特徴です。出店前の準備や申し込みに関する内容はもちろん、出店後に発生した疑問点や不明点について、メールや電話で無料で相談できます。

受注管理や分析ツール、メルマガ配信など、販売戦略をサポートする機能を利用できるのも魅力です。さらに、モール内のページには、自社サイトへ誘導する「外部リンク」を設定できます。自社で複数のECサイトやブランドを展開している場合は、新しい顧客やファンの育成などにつなげることもできるでしょう。

デメリット

多くのメリットがある一方、Yahoo!ショッピングのデメリットは、低コストでショップが開けるため個人事業主の参入も多く、競合が多いという点です。

楽天が調べた「各ECモールとの比較」によると、楽天の出店店舗数は約5.7万店舗(2023年6月時点)、Amazonが約17.8万店舗(2022年)、Yahoo!ショッピングは約120万店舗(2022年)となっており、ユーザーの多い2大モールと比較して、いかに競合店舗が多いかがわかります。また、ショップページのデザイン制作のルールが厳しい点もデメリットといえるでしょう。画像やテキストの設定もかなり詳細に決められており、作業も煩雑です。しかし、Webサイトの専門家でなければページの作成ができないということはありません。設定する項目や画像の指定などが多いため作業は大変ですが、初心者でも時間をかければ作成できるので、しっかりと取り組みましょう。

Yahoo!ショッピングへの出店の流れ

それでは、Yahoo!ショッピングに出店するには具体的にどうすればよいのでしょうか。Yahoo!ショッピング内にショップを開設するには、少なくとも2回の審査を通過する必要があり、申請から開店まで少なくとも3週間から4週間はかかると予想されます。

事前の準備

申請をスムーズに行うためにも、事前準備はしっかり行いましょう。まずはYahoo! JAPANのID、クレジットカード番号、銀行口座情報などを用意します。法人の場合は登記簿上の代表者、住所、資本金情報などが記載された登記簿謄本、納税証明書など、個人事業主の場合は運転免許証やマイナンバーカードといった本人確認書類に加え、公共料金の領収書や納税証明書などが必要です。出店予定の商材に関する情報も重要です。アルコール類や医薬品、中古品、ブランド品、サービス商材などは、別途免許や許可証が必要になるので用意しておきましょう。

出店の書類申請

これらの書類を用意したら、公式サイトの申し込みフォームに入力して申請します。Yahoo!ショッピングにはガイドラインが設けられているので、申請前に必ず確認するようにしてください。誤りや記入漏れがあると再申請の必要が生じるだけでなく、審査結果に影響する可能性もあります。

開店の準備

審査に通ったらお知らせのメールが届くので、開店準備を始めます。ここではショップページのデザイン、店舗情報、会社情報、プライバシーポリシー、販売する商品やカテゴリの設定などを行います。この段階では、どのような会社がどのような商品を、どのような方法で提供するかといった詳細な情報を入力する必要があるため時間がかかりますが、ユーザーに信頼されるショップの土台作りと考えて作業しましょう。

開店の申請

ショップページの設定が完了したら、開店前の審査を依頼します。これには2~5営業日かかるといわれていますが、場合によってはそれ以上の時間がかかる場合もあるので、焦らず待ちましょう。審査が問題なく終了すれば、利用開始日が記載されたメールが送られてきます。

出店する際の注意点

出店の際に重要となるのは、商品のカテゴリ分けです。たとえば、アパレルであれば「インナー」「アウター」「アクセサリー」などのようになります。実店舗でも、来店者が探しやすいように、メンズ、レディース、キッズと売り場分けを行い、Tシャツ、パンツなどカテゴリを分類したうえでサイズ別に並べられています。ネットショップも同じように、見やすく探しやすいようにカテゴリに分けて、カゴ入れから決済までをスムーズに行える、購入しやすいページを作ることが重要です。

また商品画像を登録する際は、画像の質はもちろん、複数枚並べた場合のサイズの比率などにも配慮する必要があります。統一感を出すことで、整頓された棚のようにスッキリと見やすくなります。商品画像の設定では、「商品画像」を1枚、「商品詳細画像(サブ画像)」を2枚以上用意します。オンラインでは実物を手に取って確認することができないため、さまざまな角度からの視覚的情報を提供するようにしましょう。

まとめ

Yahoo!ショッピングは、ショップ(ページ)の準備や設定が煩雑で面倒なため、適切な設定ができていない場合は審査に落ちてしまうことも考えられます。とはいえ、準備や設定はユーザーの利便性や売り上げ向上のために重要な作業です。何度でも挑戦できるので、落ち着いて対応していきましょう。
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